乳腺症と診断されたら

会社の健康診断などで乳腺症と診断された場合、お医者様によっては単純に治療の必要はないというような判断をおっしゃる場合もあるようです。

 

乳腺症という病名は乳房のしこりのようなものや違和感、痛み、乳頭からの分泌物などの症状が悪性ではなく治療の必要性のない場合に付けられる名前のようです。

専門の乳腺科の先生によると、他の病院で「乳腺症」と診断された方が、本当の意味での乳腺症だった確立はかなり低いということも聞きます。

 

乳腺症は３０～４０代の女性に多く、症状としては乳腺にしこりのようなものが感じられ、痛みがある場合は生理前に痛みが強くなり生理が始まると痛みが軽くなる、場合によっては乳頭から分泌物がある、というのが特徴で結果的に乳腺症であった場合には特別な治療の必要が無く、痛みを抑える薬が処方される程度のものです。

 

しかし、一番心配な乳癌との関連性に関しては、前述のような初期症状は共通項があり、やはり心配な場合は専門の「乳腺科」を受診した方が良いと思います。

乳がんのしこりであった場合には、ほとんどの場合初期症状においては痛みが無いようです。

 

病院を受診した場合には、あえて乳腺症とは何なのか、乳腺症と診断した根拠は、などお医者様に聞くことが安心につながります。

 

中年以降の人は女性に限らず身体の健康バランスが崩れて様々な病気のリスクが高まります、病院の受診は勇気が必要ですが、中年にさしかかったら一度身体をメンテナンスする必要が誰にでもありますので、以上があれば誰もが通る道であると思って早期の受診をお勧めします。