乳腺症と乳癌・その症状と痛み原因の考察

これまで特に中年以降の女性が気になる乳腺症の原因や症状について調べて参りました。

乳房に関する病気にも様々なものがありますが、乳腺症の主な症状としては「乳房に、しこりのようなものがある」「痛みを感じる」「分泌物がある」というもので、

やはり誰もが一番にきになる乳癌との見極めについて集約した情報をまとめてみたいと思います（様々な媒体の情報を見てきた私見であることをご了承ください）

前述した乳腺症の主な３つの症状に関して比較してみたいと思います（乳腺症で会った場合でも、この３つの症状が全てでるわけではないようです）

乳房のしこりについては、乳癌のしこりは腫瘍であるのに対して、乳腺症のそれは乳房全体にある乳腺の不均衡がしこりのように感じるようです。

乳腺は毎月の生理に連動して収縮したり拡張したりしていて、若いころであればその変化が均一に起きるものが中年以降であったりストレスの多い生活を送っていたり食生活が乱れていたりといった原因がホルモンバランスを乱して乳腺が拡張したままになってしまったりするようで、それがしこりのように残ってしまうといったニュアンスのようです。

理論的にはこのようになりますが、結論としては乳がんの腫瘍と乳腺症であった場合のそれとを自分で見極めることは当然ながらできませんので、症状がしこりだけであった場合でも、病院の受診が必要になります。

そして「痛み」に関してですが、現時点でいろいろな情報を集約すると、乳腺症である場合の痛みの症状の現れ方は、生理の前に痛みがおこり生理が始まると痛みが治まるといったもののようです。

生理の前に起きる乳腺の拡張、収縮という現象をリンクさせて考えるとしこりとこのような痛みの症状が当てはまれば乳腺症である可能性は高いのかもしれません。

そして「分泌物」に関してですが、乳癌が疑われるような場合は血が混じっている場合が多く、乳腺症の場合はお乳のような乳白色の分泌物であるようです。

乳腺症と乳癌の症状の違いに関しては一般的にこのようなものですが、当然ながら症状の現れ方には個人差がありますので病院の受診が必要です。

ネット上のＱ＆Ａサイトなどでも、勇気を出して病院に行ったけど乳腺症だと簡単に診断されて、その後の対処に不安をもっているような方もいらっしゃるようですので、できることならば専門の「乳腺科」がある病院を受診することをお勧めします。